読書

読了

昨日、4巻を読み終えてしばし放心状態でした。 まず最初に、この戴国の物語を完結させ世にだしてくれた小野不由美先生に感謝です。ありがとうございました。もう、この続きは読めないと思っていたので、本当に嬉しかったです。 というわけで、以下はネタば…

読了

十二国記の新刊2冊読了。 11月に発売される続きを読むまでやきもきしそうな展開でした。戴の国の人々が困窮している様子が淡々と描かれていてなかなか辛いものがあります。そして、何もかもが動かないもどかしさ。この後、どういった展開になるのでしょうか…

スリーボディプロブレム

そういえば、土曜日にやっと「三体」を読み終えたのであった。智子を作るところのくだりが???となりながら読んだので、ブツリストによる読後の感想が今から楽しみです。 私は人力コンピュータのところが笑ってしまったかな〜。あと、ゆで卵スライス機のと…

七つの会議(小説)

映画を観たので原作も読んでみました。初めての池井戸小説です。 内容はすでにわかっているのですが、一番面白かったのはドーナツエピソードの第3話「コトブキ退社」でした。 映画の方は実際に人が演じるということで、登場人物により深みがでている印象を…

試乗会

夢の島マリーナでおこなわれた自転車の試乗会に行ってきました。お高くて手がでない、ハンドメイドのクロモリフレームの試乗が目的。わたくし、ブリヂストンのクロモリに10年以上乗っていたので、クロモリが身にしみついています。 というわけで、CASATIに乗…

買い物デー

ドライヤーが壊れてしまったのでヨドバシカメラで購入。 本屋さんでレシピ本と機龍警察 家宅を購入。 映画館で前売り券を購入。そういえば、14日はTOHOシネマズデイだったんだ。エベレスト3Dを観に行きたかったな。 早速、夜にドライヤーを使ってみたら思っ…

黒い家

貴志祐介著「黒い家」を読了。 なんかもう、犯人は誰かってところはバレバレなわけですが、クライマックスの追い込みっぷりが、うわ〜!どうしようどうしようって、ホラーゲームをプレイしているようでした。 保険会社の社員も大変そうだな・・・。

ミレニアム

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: スティーグ・ラーソン,ヘレンハルメ美穂,岩澤雅利出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/12/05メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 8回この商品を含むブログ (46件) を見るとうとう読了…

フロム・ヘル

みすず書房で予約していた「フロム・ヘル(アラン・ムーア作/エディ・キャンベル画/柳下毅一郎訳)」が本日届きました。うひょーっ!今から読むのが楽しみ!でも、連休のお楽しみにとっておこうかな。 特典の図書カードもたまりませんな〜。

魔王

伊坂幸太郎「魔王」を読了。漫画版を読んでいたので、小説のインパクトの弱さに、ちょっと物足りなさを感じました。続編があるとのことですが、こちらを読むかどうかは微妙。まだ文庫化もしていないようですし。

粘膜蜥蜴

飴村行「粘膜蜥蜴」を読了。前作の「粘膜人間」と比べると陰惨さは減って、かわりにエンターテイメント性が増していた。特に第3部などはシュールを通り超して笑うしかないだろう。爬虫人の富蔵と雪麻呂の主従関係が最高によかった。 それにしても、「粘膜人…

2冊読了

伊坂幸太郎「グラスホッパー」と飴村行「粘膜人間」を読了。「グラスホッパー」は、「魔王 JUVENILE REMIX」という伊坂幸太郎が原作の漫画を読んだ後に、人から借りて読みました。登場人物が、魔王に出てくる人達ばかりなので、すんなり小説の世界に入ってい…

厭な小説

京極 夏彦 著「厭な小説」を読了。どの話も厭ぁな雰囲気ですが、文体が読みやすくて、あっという間に読み終えてしまいました。確かに厭な話ばかりの短編集ではありますが、バラエティに富んだ「厭」なので、飽きることはありません。 「厭な扉」のループ加減…

変愛小説集

変愛小説集(翻訳:岸本佐知子)を読了。現代英米文学からちょっと変わった愛の話が11編おさめられています。どの話も物語の長さがちょうど良くて、そして変。一番印象に残ったのはバービー人形が登場する「リアル・ドール」かなあ。

夜は短し歩けよ乙女

何だか話題になっていたので読んでみました。 目新しい印象はないけど、後半になっていくにつれ面白く読めました。 男子向け青春ストーリーなのかしら。

虎よ、虎よ!

アルフレッド・ベスター「虎よ、虎よ!」を読了。 面白かったけど、最後はああなるのか。 ゴーレムの前に、こっちを読んでみたかった。今更言ってもどうにもならないけど。

生首に聞いてみろ

「生首に聞いてみろ」法月 綸太郎 (著)を読了。細かな描写がいっぱいつまっていて、電車の乗り換えまで細かくて、それで謎解き解決のところになると、さっくり考えると単純なようでいて、たくさん張り巡らされたあれやこれやが、どうなっているんだっけと整…

願い星、叶い星

アルフレッド・ベスター著「願い星、叶い星」を読了。 今回は短編集なのですが、どこか不安にさせる物語の気味悪さは短編でも変わりないように感じました。短編というより中編の「地獄は永遠に」は、真っ黒で重い感じのストーリーで印象に残りました。うーん…

分解された男

アルフレッド・ベスター著「分解された男」を読了。 ゴーレム100と比べると、ブッ飛び度は少なかったけれど、これまた面白かったです。 事件が物語のかなり前の方で起こったので、これ以降どうやって話を進めるのかなと思いましたが、最後までじっくり読むこ…

ゴーレム100

ゴーレム100を読了。 面白かった!エンターテインメント小説でした。ブッ飛んでいながら、物語として破綻していないところがすごい。世界観はブレードランナーやドクターアダーを思い浮かべました。 訳者あとがきを読むとフィネガンズ・ウェイクからの引用も…

気になる部分

「気になる部分」岸本左知子(著)を読了。電車の中で読んでいたらツボにはまってしまい、笑いをこらえるのが必死であった。満員電車の描写にはうなずくばかりである。

フェリシアの旅

「フェリシアの旅」ウィリアム・トレヴァー(著)を読了。「聖母の贈り物」は短編集だったが今回は長編の物語。 短編では少しずつ触れられていた部分が、長編だとじっくり内容の濃い話になっていた。また、今回も人物の描写がとても興味深かった。客観的に見…

脳と仮想

茂木健一郎「脳と仮想」を読了。文庫版でやっと読み終えることができたよ。 文中に登場する「クオリア」という単語が、最後までなじめなかった。茂木氏の仮想を楽しむなら、エッセイの方が楽しくていいかも。

聖母の贈り物

ウィリアム・トレヴァー著「聖母の贈り物」を読了。 12編の物語が収録されている短編集。短編とは言うけれど、どの話もずっしり重みのある話ばかりでした。 人間の心理描写を客観的に、かつ内面まで鮮やかに描く手法が見事だと感じました。こういう書き方…

つぎの岩につづく

R.A.ラファティ「つぎの岩につづく」を読了。全部で16話が収録されている短編集。 どれも面白かったけれど、特に気に入ったのは「つぎの岩につづく」「むかしアラネアで」「問答無量」「豊穣世界」などです。なんと表現したらよいのかなあ。とっぴょうしもな…

ブラザーズ・オブ・ヘッド

ブラザーズ・オブ・ヘッド(ブライアン W.オールディス 著)を読了。 主人公の2人、トムとバリーに関わる人達のインタビュー形式での展開が面白かった。ラストに近づくにつれ物語の凄みが増して目が離せなくなった。映画の方も公開されているようだけど面白…

フェルマーの最終定理

サイモン・シン「フェルマーの最終定理」を読了。文中に登場する理論などが理解できれば、もっと楽しい思いができたのかもしれません。紀元前6世紀からの数学の歴史を知ることができたのは、なかなか楽しかったです。会社帰りに新宿のベルクという飲み屋で…

チャップリン自伝 若き日々

チャップリンの自伝を読了。最後まで読んで気がついたのですが、この自伝は上下巻に分かれておりました。 内容ですが、チャップリンの映画はテレビで放送している時ぐらいしか目にしないため、作品に触れているところでは、あまり理解することはできませんで…

老後がこわい

老後がこわい(香山リカ)を読了。独身女性の老後をテーマに書かれたエッセイはめずらしいのではないでしょうか。私も老後には不安を持っています。身近な例をみていると、やはり早くからの心構えは必要だよなと思います。

永遠のチャンピオン

マイクル・ムアコック「永遠のチャンピオン」を読了。 おお、やっぱり面白かった。主人公のエレコーゼの悩みが常に自分に対して向けられているところが良いです。さて、続けて「黒曜石の中の不死鳥」を読もうかな。