Mr.ノーバディ

「Mr.ノーバディ」を観に久しぶりに映画館へ。

ジョン・ウィック」の脚本家が制作に参加しており、監督は「ハードコア」のイリア・ナイシュラー。撮影監督は「へレディタリー/継承」「ミッドサマー」で撮影を担当していたパヴェウ・ポゴジェルスキ。うわーお、どの映画も好きなので、これは観にいくしかないですね。

主人公は、家族からちょっとダメおやじな評価をされている一見弱そうな感じのパパ、ハッチ。

ある夜、強盗が家に忍び込んで、お金と一緒に娘が大事にしている猫ちゃんのブレスレットを持っていっちゃったからさあ大変。パパ激おこ!強盗の身体に入っていたタトゥーの模様を頼りに、街のタトゥー屋さんをいくつも訪ね歩き、ようやくつきとめた強盗の自宅。銃を突きつけて、猫ちゃんのブレスレット返せえええと迫る!

ところが、その強盗の家には酸素マスクをつけた赤ちゃんが。子供のために強盗をしたことがわかって、報復を諦めついでにブレスレットも見つからずにストレスいっぱいの状態でバスに乗って帰るパパ。そのバスに、なんだかやばそうな奴らが乗ってきた。

どうなったかは下記の予告動画をどうぞ。

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とにかく、キレちゃったハッチの振り切りぶりがすごい。戦っている中で相手にやり返されて怪我しているのが痛々しくて、強いけれど無双じゃないところもよい。それから、元FBI捜査官のハッチのお父さんも、これまたなかなかのキレっぷり。演じているのはクリストファー・ロイド。いい味だしていたけど、なんと82歳なのですね。

ワルモノをひたすら銃や罠で吹っ飛ばしたりして殺していくという映画で、最後はスッキリ終わるので、深刻な感じもなく楽しめる映画でした。音楽と絡ませて進むシーンは、キングスマンを思い浮かべました。

あと、ダッジ・チャレンジャーが登場するのは、なんかみんなアレ好きなのねと思ったよ。