お休み嬉しい

mzee2004-09-04

9時過ぎまで、ゆっくり寝られました。休みだからです。


午後から護国寺に「京極夏彦展」を観に出かけました。作家デビュー10周年記念にまつわるイベントで、場所は講談社のK−スクエア。ここは、十二国展が催されていた時に1度来ています。かなりこじんまりとしたスペースなので、何を展示するのか楽しみでした。


会場に入ると、講談社ノベルス京極堂シリーズの表紙を全てを大きなパネルにして、会場内の壁をぐるりと囲んでいました。奥へ進むと、文庫版「姑獲鳥の夏」の表紙を飾っている張り子が展示。その周りに、復刻版「百鬼夜行扇子」を販売していました(お値段2,600円)。それから、豆腐小僧のピンバッチなど(上の写真参照)も売っていました。私はこのピンバッチを購入しました。


他の展示物はというと、デビュー初期の頃の雑誌のインタビュー記事。美男子作家として紹介された、怪しい雰囲気の記事が印象に残りました。週刊朝日の表紙(京極氏が登場)も展示してあったなあ(実は私も持っています)。設置されたモニターでは、映画「姑獲鳥の夏」のインタビュー映像が流れていました。映画の出演者のサインもズラリと展示。


他は、関係者だけに配られるとかいう、「嗤う伊右衛門」などの和綴じ本。豆腐小僧の表紙で使用されている原画など。豆本の展示もありました。その横には、書斎再現模型が。部屋の様子を撮影したアルバムのようなのもありましたが、ページ後半が水木しげる関係で占められていたのには笑えました。
すごいなあと感じたのは、今まで発売されている講談社ノベルスの本に、革装記念本というものがあること。やはりこれも特別に作られたものだそうですが、本の装丁にこれだけお金を使えるなんて、すごいぞと思いました。
そうそう、本にするサインがどのように変わっていったかという、サイン変遷のコーナーもありました。最初の頃は「御祓済」も手書きだったとかなんとか。あとは、校正が入った原稿とかも。
せまいスペースながらも、色々な展示がされていました。普通ではお目にかかれないようなものを見れてよかったです。


帰りに秋葉原の書泉によって本探し。しかし、探していた本は無くて、仕方なく漫画を1冊買って栞をゲット。しかし、手提げ袋は新作をもらえず。うーーん、無念。


それから、家に帰る前に自転車屋へ行きました。