マルドゥック・スクランブル

レイトショーでマルドゥック・スクランブル(監督:工藤 進)をテアトル新宿で観てきました。小説を元にしたアニメーション映画です。
1時間という上映時間の短さにちょっと驚き。たしかにコンパクトにまとまってはいたけれど、頭の中でストーリーを補完しながら観ていました。これって原作を読んでいない人が観たら、どんな印象を受けるんだろう。
内容でいうと、物語の世界観がほとんど描かれていないのが気になりました。心の描写も、小説の中で特徴ある部分だけを抽出していた感じ。絵の綺麗さが、物語の面白さを演出できていないのが残念。3部作になるそうですが、こんな感じで残りの2作が展開するのであれば、観にいかないかもな〜。