ロボット

スーパースター・ラジニ主演のインド映画「ロボット」を観てきたよ。
映画自体は以前から公開されていたのですが、6月1日から完全版が上映開始となったのです。これを待っていたんだよー!
というわけで、完全版公開記念のトークショー付きの上映の回を観てきました。パンフレットにも解説を寄せているライターのギンティ小林さんと映画評論家の町山さんのトークショーなんですけど、これがキワキワな内容で面白かったです。ロボットとは全く関係の無い、博多のロックシーンの話をもっと聞きたかったぜ!恐るべし武田鉄矢

日本公開版ではカットされていた部分を完全版だと全て観れるわけですが、なんでここカットしちゃったんだろ・・・もったいねー!と思ったのが、下記の歌のシーン。これ、ラジニさん超かっこいいんですけど。とても60過ぎのおっさんとは思えぬ。

あと、映画史上初のマチュピチュでの撮影にも関わらずカットされた、マチュピチュでのダンスシーンとか。
映画の中で蚊と対話するシーンがあるのですが、ここのCGを制作している会社が、主演のラジニカーントの娘の会社ってところがめちゃくちゃ笑えました。大人の事情だ!

それから、日本公開版はヒンドゥー語らしいのですが、完全版だとタミル語なんだそうです。ラジニさんはタミル出身の人なので、ヒンドゥー語の場合だと吹き替えなんだとか。だから本人の声を聞きたければタミル版を観ないといけないという。どっちがどっちだかなんて聞き分けられないけど、どうせ字幕で観るなら本人の声を聞きたいよねえ。

インド本国では、マサラシステムという、上映中に歓声や歌ったり踊ったりというスタイルを取るらしいのですが、今回はちょっとだけマサラシステムを導入ということで、クラッカーを事前に渡されて、オープニングのラジニの文字が登場したところでクラッカー鳴らしたりで、なかなか面白かったです。会場全体で笑いや拍手が耐えなかったなあ。

いやあ、テンション上がった映画だったなあ。