ハウス・ジャック・ビルト

映画の日なので渋谷の映画館へ観に行きました。

監督の作品は、ダンサー・イン・ザ・ダークしか観たことがなく、何の予備知識もなく今回観に行ったのですが…。

セレブなユマ・サーマンがジャックに殺されたのを皮切りに、まあ女性や子供に対しての酷い殺し方のオンパレード。殺人者目線の好き放題のやり方に胸糞がわるくなり、3分の2くらいまで見なきゃ良かった…と思っていたのですが、終盤になって、もしやこれが監督自身が自分を揶揄ってる映画なのではないかと思えてきました。ヴァージとの対話は自分のことを客観視させていて面白かったかな。あと、ヴァージがジャックに寄り添っていたと殺人シーンを振り返るところで、実はヴァージが写り込んでいて、おわかりいただけただろうか…が浮かんできちゃってつい笑ってしまったよ。チクショー。

映画を観終わったことで、監督の趣味嗜好を肯定したようで、やっぱり胸糞悪かったです。