ガラスの仮面展

今日は世田谷文学館でおこなわれている「美内すずえと「ガラスの仮面」展」へ行ってきました。
会社の人2人(うち1人はガラスの仮面好き)の3人で行ったのですが、最寄り駅から会場へ向かう人々は皆「おそろしい子!」だらけでした。まあ、つまりファンがいっぱいだったのです。
会場へ到着したのは午後2時前。今日は「劇団つきかげ」の公演がある日だったので、会場は演劇を観る人々が入場のため整列していました。整理券の配布は全て終了していたので劇を観る事はできませんでしたが、どんな内容だったのでしょう。気になります。
チケットを購入して早速展示室へ向かいます。展示室への階段の横にも、漫画に登場する劇のポスターなどが貼られており、1つ1つ撮影している人もいました。
展示室入り口には開店祝いなどでみかけるスタンドに花が飾られていましたが、この花が紫のバラで、しかも「あなたのファンより」という名札付きでした。ファンの心を知り尽くした演出です。
室内に入るとカラー原画やモノクロ原稿がたくさん展示されています。掲載時の雑誌もいくつか展示されていました。中には観た事のないものもありました。それから、漫画に登場した「女海賊ビアンカ」や「ジュリエット」の舞台の再現。ストーリを年表にして、人物ごとに何が起こったのかが詳細に書かれていました。たとえば「桜小路、マヤへの思いが完全に復活する」とか書かれているのです。ところどころ爆笑しつつ楽しく眺めました。
他に、「亜弓とマヤ」「真澄とマヤ」という風にの2人に焦点をあててまとめたコーナーなどもあり。その他、雑誌のプレゼントの景品や、会場で配られるアンケートに答えて抽選でもらえるというプレゼント(色紙やポストカード)の展示もありました。こちらは当選確率低そうですね。
えーと他には、作者が良く聞いているCDコーナーがあって試聴もできるのですが、ここに嘉門達夫のCDもありました。これを聞きながら漫画を描いているのか!
会場の奥まったところには単行本が全巻揃えてあり、自由に読めるようになっていました。ここで随分時間を費やしたような。

全てを見終わって展示室を後にし、1階のホールへ戻ると作者の美内すずえのサイン会がおこなわれていました。初めて作者を生で観ました。サイン会の間は、劇団の人なのか分かりませんが、ピアノの伴奏とともに踊っている人がいました。意図が分からずポカーン・・・。

というわけで、とにかく充実した展示でした。記念にクリアファイルを買って帰りました。
43巻が発売するのはいつになるのかなあ。41巻から42巻が発売するまで6年経っているので、まだまだ先は長そうです。