帰りに映画鑑賞。ホラー映画だよ。ネタバレ全開で感想を書くよ。
匿名チャットで、相手に対して「笑いのために」というメッセージを３回送ると、突如後ろから人間の皮で作ったお面をかぶった「スマイリー」があらわれて、チャット相手が殺されてしまうという都市伝説がありました。
入学したてほやほやの女子大生は、様々な偶然からその伝説を信じ、しまいには精神を病んでしまうどころか、追いつめられて死ぬ！という話。
しかし実際は、この真面目な女の子を周囲の人間がだまして、都市伝説を信じ込ませて、死へ追い込むというイタズラというより殺人だろこれっていうお話なのです。だから偶然じゃなくて、あらかじめ仕掛けられていた罠というわけです。
ホラー映画にしては、大きな音で怖がらせたりという陳腐な演出。もっとスプラッタな感じかと思えば、そんなことも無し。
最後、死んだと思った女の子の目が開いたり（実は生きていましたという演出）、だましていた周囲の人間が、本当にスマイリーに殺されちゃったというオチがついたりしているのだが。
そんなオチいらないよ！なんか、悪に徹しきれていないし、女の子が生きていたというエピソードなんていらんだろ。ホラー映画は、良かった生き残っていた・・・と思ったら、やっぱり殺された〜！はい、全滅！っていうのでないと。
長くなってしまったが、良かった点も書いておこう。主人公の女の子の精神が病んでいく、追いつめられっぷりの演技はとても良かったと思います。おわり。
