筑波山登山

筑波山神社

先日下見に行ってきた筑波山へ、会社の人達と一緒に登ってきました。
色々準備をしていたら家を出るのがギリギリに。しかし、土曜日だからか道路が渋滞。結局、高速を使って行くことにしました。
今回は、私が車で集合地点のつくば駅に迎えに行き、そこから駐車場がある筑波山神社へ向かいます。皆さんと無事につくば駅で合流して出発。

現地に到着すると、第3駐車場が既に満車だったので、料金のかからない第1駐車場へ。運良く空きがあったので、そこに車を停めて身支度をして出発。筑波山神社を目指して歩いていると、同じく登山者がぞろぞろと列をなしています。幼稚園児の列もみかけたし、今日は大勢の人が登山をするみたい。

筑波山神社の脇を通って白雲橋コースの登山口へ向かいます。時刻は10時15分。さあ、いよいよ登山開始。いったいどれくらいヘロヘロになるのか!
最初の分岐地点をすぎると、徐々に勾配もきつくなってきます。会社の人達は、もっと楽に登れるコースだと思っていたようで、こんなきついとは思っていなかったとのお言葉が。ふふふ、筑波山をあなどってはいけないのだ!
途中、何度か休憩をはさみながら、1時間ほどで弁慶茶屋跡に到着。ここは、つつじが丘方面からの登山道もここに合流するので、たくさんの人でにぎわっています。あ、犬もいた。残念ながら富士山は見えませんでした。

既に足に疲労がきている人もいたので、充分に休憩をとってから出発します。ここからしばらくは緩い勾配が続きます。弁慶七戻り、出船入船、裏面大黒、北斗岩などの奇岩が登場してくると、コース上にも大きめの岩が増えてきて、その間をよじ登っていくような道になります。この辺りから、ちょっと渋滞気味。頂上に近づくにつれて、どんどん人も増えてきました。40分ほど歩いたところで女体山山頂に到着。ここまで約2時間。
山頂は大勢の人でごったがえしており、なかなか奥の方に進むことができませんでした。今日はガスってしまっていて、景色の眺めはそれほどよくなかったのが残念。柱の前で記念撮影をしたら、次はケーブルカー乗り場がある御幸ケ原を目指します。およそ15分程で到着しました。時刻は12時半。

御幸ヶ原で昼食をとることして、席が空いていた目の前のお店に入ります。私は山菜そばを注文。つゆの塩味がたまらなく美味しく感じます。だされたお茶が美味しく2杯もおかわりしてしまった。この昼食をとったお店で、会社の人が偶然にも前の会社の登山部の方達と遭遇。こんな偶然ってあるんですね〜!

さて、昼食を終えたら、男体山の山頂へ。こちらは、あっという間に山頂に辿り着きました。御幸ケ原へ戻ってきたら、待望のソフトクリームを食べます。やっぱりうまい。その後、回転展望台に登ったり、お土産屋さんを見たりした後、14時半から下山開始。この時間になると、風も強く吹き気温も低くなってきたので、とても寒く感じました。それから、ケーブルカーに乗るための長い行列ができていました。

下山は御幸ヶ原コースを下って行きます。このコースはケーブルカー沿いに道があり、時々ケーブルカーが通り過ぎて行くのを見ることができます。下りは自分の体重を支えながら歩くので登りに比べ足を使います。ここまでの疲労もあるので、途中で休憩を何度かはさみつつ無理せず下っていきます。徐々に道も緩やかになっていき、神社の方から太鼓の音が聞こえてきます。ここまでくればゴールは目前。15時40分頃に神社に到着しました。登り下りともに、ほぼコースタイム通りでした。誰も怪我をすることなく無事に下山できてよかった!

でこぼこが無い平地の道路を実感しながら駐車場に到着。次に目指すは「やさと温泉 ゆりの郷」。自転車乗りも使用することがあるので、一度行ってみたかったところです。土日は入場料が1,000円。タオルやバスタオルの貸し出しも有料で行っていました。お風呂は、露天風呂が広々としており、のんびりできてよかったです。休憩場という畳の広い部屋があって、ここでは寝転んで休憩をすることができます。食事もできるのですが、ボリューム満点のうえ、値段も安くてお腹いっぱいになりました。ちなみに私は豚ステーキ定食900円をいただきました。ゆりの郷、なかなか良いところでありました。

温泉を19時過ぎに出発して、つくば駅へ向かいます。駅までは車で45分くらい。いつも自転車で走っている湯袋から風返し峠のルートは、街灯が全くないのでカーブの先が真っ暗闇で何も見えません。ライトをハイビームにして、おそるおそる運転していました。ブルベで夜走行するのって、こんな感じなのかなあ。
20時頃につくば駅に到着し、皆さんと別れを告げて帰路につきました。朝9時から夜8時まで滞在時間は11時間。こんな長い時間、筑波にいたのは初めてです。登山から温泉まで満喫できて、楽しい1日でありました。
皆様、お疲れさまでした。