オールド・ボーイ

ポン・ジュノ監督がカンヌでパルムドールを受賞してめでたいなこりゃ!監督の映画は大好きで、さらにそれに出演しているソン・ガンホも好きなのでとても嬉しいです。

というわけで、なにか韓国映画でも観ようと、Amazon Primeパク・チャヌク監督「オールド・ボーイ」を観ました。

ある日突然拉致されて15年間監禁されていたのに急に解放された主人公が、復讐のために犯人を捜すというストーリーだと思っていたのですが、実は復讐されるのは主人公で解放されてからが復讐の始まりという展開でした。

以下、ネタバレです。

監禁をしていたウジンは、学生のころに実の姉と近親相姦関係であるところを偶然主人公に覗き見され、そのことを友人に話したことがきっかけで、姉があばずれだと広まってしまいました。その後姉は自殺。

その自殺の原因を作ったのが主人公のオ・デスだったから復讐するというわけです。

その復讐とは本人とは知らぬまま血の繋がりのある娘と関係を持たせるというものでした。その真実を知った時のなりふり構わないオ・デスの感情の表し方は凄まじかったです。

最後の暗示は記憶をなくしたオ・デスになったのですかね。そうでないと救われないかな…。