ツール・ド・東北 当日

朝3時過ぎに起きて身支度をし、4時過ぎに会場へ向かって出発。
会場近くのコンビニに車を停めて会場へ向かう。車はSさんの奥さんが運転して宿へ戻るため、あの遠い砂利の駐車場を使う必要がなくなったので助かった。

私が走るのは南三陸フォンドで170kmを走るコース。
今年も米軍の方々と一緒に出発。スタートは6時8分くらいだったかな。

最初の女川のエイドに向かう途中、女性が声をかけてきた。同じブランドの自転車だからのようで、挨拶をして過ぎ去っていく女性の背中を見ると、お世話になっている自転車屋さんの名前が。
「O自転車のチームの方ですか、このロードもそちらで購入したんですよ」と伝えると、とても驚いていた。
今度お店にうかがった時、この話をしてみよう。

女川のエイドで、さんまのつみれ汁をいただく。塩味が身にしみて美味い!
できたばかりの女川駅はとても綺麗で、昨年に比べると工事が進んでいて驚いた。
建物に「女川は流されたんじゃない、新しく生まれ変わるんだ」という言葉が掲げてあったのが印象的。

女川で結構な時間を費やしてしまったので、雄勝のエイドまでは速度を上げて走る。
コースの中でも、女川から雄勝へ向かう景色が一番綺麗だなあと毎年思う。
雄勝ではホタテをいただく。時間を短縮のため食べたらすぐに出発。時間は8時20分くらい。

60km地点の神割崎エイドステーションには、9時24分頃に到着。
「海鮮炊き込みおにぎり」を頬張って、バナナもむしゃむしゃ。

景色とゆるキャラ眺めつつ、次のエイドへ出発。忙しいな〜。

85km地点の伊里前エイドステーションには10時51分に到着。ここで昼食の「南三陸シーフードカレー」をいただく。見本の写真だと、イカとホタテっぽいのもありそうなのだがタコのみだったよ。ここのエイドではトイレの行列があったので、ちょっと時間をロスしてしまった。

折り返しとなる南三陸フォンド分岐点へ向かう途中でSさんとすれ違う。
折り返し地点までの道のりは、えらく長く感じたなあ。

103km地点の蔵内エイドステーションには12時半頃に到着。ワカメ汁と、かぼちゃ饅頭を受け取る。かぼちゃ饅頭はサドルバックに入れて、いそいそと次のエイドへ向かう。慌ただしいなあ。

122km地点のホテル観洋エイドステーションには13時35分頃に到着。途中で雨が降ってきてしまった。
ここで、昨年はスープが切れてしまい食べられなかったフカヒレスープをいただく。美味しいぞ〜!やっと食べれてよかった!

上り勾配13%の相川橋迂回路を越えたら、あとは平地をひたすら走るのみ。丁度良いペースの人がいなかったので、一人旅でペダルを回す。
そして、147km地点の北上エイドステーションに14時55分頃に到着。ほんのりとした甘さが特徴の「十三浜茶碗蒸し」をいただく。ここからゴールまでが約23kmなので、1時間ちょっとで到着する予定。

途中、なんどか小雨に降られながら16時5分にゴール!ほぼきっかり8時間でした。昨年より50分も早く到着したけれど、まあ慌ただしいことこの上ない。

今回は自転車のメーターの調子が悪く、ゴールまでさっぱり動かなかった。
速度も残りの距離もわからなかったのでペースが掴めなくて、ただひたすら漕ぎまくったなあ。

朝、車を停めたコンビニに集合して宿へ向かう。今日の宿は、北上エイドで出される茶碗蒸しを監修している宿。
一度宿泊したいと思っていたので予約できてよかった。
17時半頃に到着したので食事は18時半から。急いで風呂に入って夕食を待つ。

口コミで紹介されていたけれど、やはりすごいボリュームで海の幸づくしのお料理でした。
私は、あさりの土瓶蒸しが美味しすぎた!サービスで地元の牛乳をつかったグラタンが出された。
とにかくおなかがいっぱいだ。炊き込みご飯は、おにぎりにして次の日のお昼ご飯にすることに。



夕食後に、もう一度温泉に浸かるつもりだったけれど、布団の上に横になったら撃沈。
一度目が覚めたら23時半で、お風呂の時間は終わっていたので、歯磨きをして寝なおしました。